福岡の破産と弁護士

福岡においては、いわゆる自己破産は福岡地方裁判所に申し立てを行い、進めていくことになります。福岡地方裁判所といっても、福岡市にあるだけではなく、飯塚・直方・久留米・柳川・大牟田・八女・小倉・行橋・田川にも支部があります。ほぼ福岡全域を網羅していますので、行き来における負担を軽減しつつ、申し立てを行うことができるのです。
とはいうものの、自己破産には多くの書類を用意して、正式な書式で手続きを行わなければなりません。裁判所にも自ら赴かなくてはならず、物心両面にわたる負荷は、決して軽くありません。このような申し立てなどは、個人のみで行うこともできますが、とても推奨できるものではありません。準備は複雑を極め、債務者への連絡なども行わなければなりませんし、不備などがあって破産が却下された場合、全ての苦労が水の泡となってしまうのです。手数料ばかり取られて、債務はそのままでは、なんのための自己破産手続きか分かりません。
このため、自己破産を行うのであれば弁護士に依頼するのが、もっとも適切な方法です。そうすれば、煩雑な手続きを一手に引き受けてくれますし、厳しい取り立てを差し止めることも可能です。そして福岡裁判所やその支部を利用するのであれば、福岡在住の弁護士を雇うほうが、交通費などのコストから考えても最適といえます。自己破産は人生の終焉ではなく、再生への新たな第一歩となります。それだけに信頼のおける弁護士に依頼して、自己破産を完遂していきましょう。